京都奈良世界遺産27カ所完全制覇③
どうも青春ええじゃないかです。
今回は前回に引き続き、京都奈良世界遺産27カ所完全制覇についてお伝えします。
前回までのあらすじ
目的:古都京都の文化財と古都奈良の文化財および法隆寺と法華寺を全て参拝する。
期間:2泊3日
2日目に古都奈良の文化財8カ所と法隆寺、法華寺を参拝できなければ
目的を達成することが難しいと気づいた我々だが、雨にも負けず
午前中になんと6寺を参拝することに成功する。極めて順調な出だし。
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さて、東大寺の次に向かったのは全国に約1000社ある春日神社の総本山
『春日大社』です。こちらのすぐ裏側には手つかずの自然『春日原始林』も
古都奈良の文化財に含まれてます。
※春日原始林 写真なし
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆)
工事をしていたのであまりよくわかりませんでしたが、
自然に囲まれた良い神社でした。
次に向かったのは『元興寺』です。
ここまでくると我々も疲れてきてしまい、正直もういいやという気に…
実はこのお寺は場所がわかりづらかったので散々振り回されたあげく
お寺の目の前まで行ったものの、参拝しないという悪事に…
仏様が天罰を下したのか、京都までの帰り道は一般道路を使用するつもりが
有料道路に乗せられるというハプニングが…
みなさん、拝観料をケチっても後からツケで回ってきますので注意しましょう。
※元興寺 写真なし
(おすすめ度− 規模−)
そして古都奈良の文化財の最後に向かったのは『平城宮跡』です。
大極展の復元あったものの、跡地ですので広大な原っぱが広がっているだけでした。
平安時代の人々はこの何キロ平方にも及ぶ平城宮の街の中を、大極展を目指して
徒歩で出勤していたかと思うと、ぞっとします。
※平城宮跡 写真なし
(おすすめ度☆ 規模☆☆☆☆☆)
さて京都に帰った我々ですが、夕食に焼肉を食べたあと
少し時間があったので夜の『東寺』に向かいました。
※東寺 写真なし
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆)
別名教王護国寺とも呼ばれます。塔は夜にはライトアップされていて
なかなか奇麗でした。(もちろん境内には入れませんが…)
結局、2日目に参拝できたお寺はなんと11寺。
ここまでで合計15寺回ったこととなり残すはあと12寺…
果たして回れるのでしょうか…
そして迎えた最終日。
まず向かったのは京都で最も有名と言っても過言ではない『清水寺』です。
(おすすめ度☆☆☆☆ 規模☆☆☆☆)
ここで売っている『幸守り』は有名ですよね。
また、境内には地主神社もあり『恋愛』に関してもご利益があるお寺です。
平日の朝早くから行ったこともありほとんど人はいませんでした。
どんどん行きましょう。
(おすすめ度☆☆☆☆☆ 規模☆☆☆☆)
おそらく今回の旅の中で行ったお寺の中で一番おすすめできます。
とにかく綺麗に整っていて美しい。丘の上から眺める景色も絶景でした。
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆)下鴨神社
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆)
距離も近くどちらも似たような雰囲気のお寺です。
朱色に染まった建造物はとても印象的でした。
時期的に工事が多い時期なのでしょうか?
行く先々のお寺で工事が多かったです。
本日も出だし好調!と勢いに乗ってきた我々はここである問題に突き当たります。
しかし比叡山は滋賀県にあるため、どうしても往復2時間はかかってしまう…
ここでまたしても我々の悪い癖が発動してしまいました。
『延暦寺』はきっと工事してる。
…や、工事してると思うから。笑
まぁ、全部回り終わって時間が余ったら工事してるかどうか
確かめに行ってもいいかな?笑
と工事が多い今までの傾向を利用して都合の良いように仮説を置き、
延暦寺を後回しにしてしまったのです…
果たしてこの行いに対してどんな天罰が下されるのか。
※延暦寺 写真当然なし
(おすすめ度− 規模−)
次に訪れたのは『西本願寺』です。
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆)
お寺のなかには広々とした畳で敷き詰められた間があり、
豪華絢爛な仏壇に近寄ることができます。
ゆっくり休んでいくのもいいでしょう。
さすがに3日目にもなってくると、とりあえず行けばいいという感じになり、
そのお寺の歴史や背景などに目も向けなくなってきました。笑
さて次に進みましょう。
大政奉還が行われ、江戸幕府が終わった場所としても知られる『二条城』です。
※二条城 写真なし
(おすすめ度☆☆☆ 規模☆☆☆☆)
二条城は周囲が塀で囲まれています。
イメージとしては皇居のような感じになっており、
城の天守閣が外からでもちら見えできちゃうのです。
しかし我々はこのちら見えを良いことに時間節約のために
法華寺に続く車の中から眺めるスタイルをとってしまいました。
(もはや現時点で全て回ったと言えない笑)
細かいことは気にせず、次に進みましょう!
舞台は京都市内の西に位置する嵐山に移っていきます。
ここで最初に訪れたのは『天龍寺』です。
室町時代の足利尊氏が創立し、夢窓疎石が初代住職になったお寺です。
しかし、ここでまたしても工事に遭遇する我々
(おすすめ度− 規模☆☆☆)
結果的に目の前まで行くもここも境内には入らず、
嵐山駅付近を散策して終了。
気を取り直して今度こそ、と次に向かったのは
苔のお寺として有名な『西芳寺』です。
しかしここでもまた問題が発生します。
実は『西芳寺』は伝統として残されている苔を大切にするためなのか、
拝観料が3000円かつ事前予約が必要とのこと。
直前のリサーチ不足が悲劇を引き起こしました。
工事やズルではないにしろ、これはしょうがない笑
とただただ笑うしかない一同。
自然好きな筆者からすると楽しみにしていたこのお寺もスキップすることに
なってしまいました。
さて、いよいよ旅も佳境に入りました。
次に向かったお寺は、京都から若干遠ざかった南に位置する『醍醐寺』です。
(おすすめ度☆☆☆☆ 規模☆☆☆)
ほんとに信じられないことに観光客が自分たち以外一人もいませんでした。
五重塔貸し切りもなかなか珍しい経験です。
境内も広々としており、なかなかおすすめな穴場です。
さて残すは2つとなりました!(延暦寺を除く…)
次に向かったお寺は宇治の『宇治上神社』です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
京都から宇治はなかなか距離があります。
(おすすめ度☆☆ 規模☆)
山の奥のトトロが出てきそうなお寺です。
抹茶を食べながらふらっと立ち寄ってみたくなります。
さて、最後は摂政藤原道長の別荘『宇治殿』にもなった『平等院鳳凰堂』です。
時間内に見事全てのお寺を回りきるという旅のクライマックスを迎えた我々は
宇治川にかかる橋を渡り、ゴールとして設定した『平等院』に向かいます。
秋は夕暮れ。宇治川と川のコントラストも最高です。
さて、『平等院』で清々しい達成感を味わう予定の我々でしたが、
ここで最悪な事態にまたしても遭遇します。
なんと『平等院鳳凰堂』は…
工事中でした!!!!!笑
延暦寺の仏様の天罰でもあたったのでしょうか…
ただただ西方を見て唖然とするしかありませんでした。
みなさん、工事のせいにして行くべきお寺に行かないと
本当に見たいお寺も工事してますので、遠いことを理由に
後回しにするのはやめましょう。
っていうのが今回の旅のオチでした。
何はともあれ、2泊3日で27カ所を回ることができました。
世界遺産シリーズはまだまだ続きます。
まずは日本の世界遺産を制覇することが当面の目標です。
みなさん、応援よろしくお願い致します。