山手線一周②
どうも青春ええじゃないかです。
今回は前回に引き続き、山手線一周についてお伝えします。
前回までのあらすじ
目的:観光名所・名物を紹介しながら山手線を一周する旅。
東京駅を出発し、上野駅まで歩いた我々は、この日最大の山場である『上野動物園』に向かうことになった。
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2018年11月23日、同日。
我々は4番『上野駅』の観光名所『上野動物園』にて、あるミニ企画を実施することになります。
今から約10年前、この上野動物園である企画を行いました。
その名も『上野動物園 激写大作戦』。
これは友達が指名した動物を探し、良い感じに写真を撮るというものでした。
実際に指名した友達も園内のどこにその動物がいるかは知りません。
ただwebで調査した動物の正式名だけを頼りにその動物を探し出すという企画です。
我々が当時苦労したのは『エンペラータマリン』。
https://pz-garden.stardust31.com/reichou-moku/gereza-kinu-garago-ka/emperor-tamarin.html
最終的にこいつは上野動物園内の小獣館というところにいたらしいのですが、
この小獣館の臭さときたら…。たまったものではありません。
記憶によると当時は学校帰りに制服で上野動物園に来てたので、
制服が小獣臭くなることだけは避けたい我々はこいつを探すのを断念しました。
完全復活シリーズ(詳細に関しては『青春ええじゃないか5周年記念誌』を参照)では、過去企画の全てをリニューアルするという趣旨が含まれているので、せっかくだからこの『上野動物園 激写大作戦』も復活させよう、という結果に。
そこで今回『上野動物園』ではこの指定された動物を写真に収めるというミニ企画を実施したのです。指名者は河合くんになります。もちろん彼は動物の居場所は知りません。
河合くんが無作為に選んだ動物は『アフリカンウシガエル』です。
https://allabout.co.jp/gm/gc/70148/
するとさっそく中村くんから
「こんなの簡単だ、爬虫類館でしょ?」と一言。
そこで我々はとりあえず爬虫類館に行ってみることに。
この日は土日でしたのでやはり激込みでした。
とにかく家族で来ている方が多く、かつちょうどパンダの『シャンシャン』が来日しているということもあって、観光客はさらに倍増。
山手線一周をやっている身としてはまさに地獄でした。
しかし、爬虫類館に到着するとすんなり『アフリカンウシガエル』を発見したのでものの滞在時間20分程度で『上野動物園』を退散することに成功しました。
(入場料がもったいない…)
さて我々が次に向かったのは『鶯谷駅』です。
この辺から旅はディープに、そして未領域へ突入します。
5番『鶯谷駅』
観光名所・名物:『ラブホテル』
噂では聞いていました。
ここがホテルの聖地であることは。
しかし!!!東京に26年住んでいる我々もこの『鶯谷駅』に降り立ったことは一度もなかったのです。
実際に行ってみるとすごかったですね。
本当にホテル以外なにもないです。
中村くんはさぞ興奮していました、なぜか。
ここで我々は歩きながら『ラブホにありそうな名前選手権』をやることに。
河合くんは『ホテル やまねこ』
中村くんは『ホテル ディープイン』
そして私は『ホテル ラスベガス』
でエントリーします。読者の皆様、誰が優勝かコメントお待ちしております。笑
日も暮れてきた夕刻、まだまだ歩き続けます。
次に向かった駅は『日暮里駅』です。
6番『日暮里駅』
観光名所・名物:特になし
申し訳ありませんが、我々のリサーチでは魅力的な観光名所や名物はありませんでした。唯一『日暮里繊維街』が有名だそうですが、疲れが出始めた我々の選択は早々に次の『西日暮里駅』へ向かうことでした。
7番『西日暮里駅』
観光名所・名物:西日暮里公園
https://blog.ieagent.jp/eria/nishinipporitian-6238
いたって普通の公園でした。
はい、特にコメントもありません。笑
観光名所や名物が駅から徒歩1分だったりすると、体力を温存できて非常にラッキーです。この旅のポイントは、各駅間を徒歩で歩くだけでなく、駅から観光名所までの距離も考慮しながら旅を進めなくてはなりません。
さて、本日の旅は18時までと決めていた我々に残された時間は残りわずかです。
次に『田端駅』へ向かいます。
8番『田端駅』
観光名所・名物:特になし
ここまで8駅を回ってきましたが、申し訳ないことに今までで一番特徴も名所もない場所でした。かつすっかり闇に包まれてしまったせいか終始静寂に包まれていました。
ここで我々の疲れはピークに…。
朝9時半から約8時間も歩き続けたら当然です。
ついにこんな時のためにとっておいた『トレインチャンス』を使います。
(詳細は山手線一周①を参照。1日に1回、1区間だけ電車を使って移動できる。)
『田端駅』から『駒込駅』まで、山手線で移動します。
「ついに我々文明的な乗り物に乗るんですね」と中村くん。
26年間生きてきて電車のありがたみをこんなにも実感した日はありません。
ものの2分で『駒込駅』に到着。
電車内では終始カメラで撮影を行っていたので、
「文明の発展に感謝してるちょっと特殊な電車オタクみたいだね」と河合くん。
ここで我々の山手線一周の旅の第一夜が幕を閉じます。
2019年4月30日。
年が変わった春の日。
我々は再び続編を決行します。
9番『駒込駅』
観光名所・名物:六義園
https://jp.zekkeijapan.com/spot/index/65/
駅から徒歩4,5分くらいのところにあります。
都内でも珍しい庭園といった感じでしょうか。
我々は春に行きましたが、秋は紅葉がもっと色濃くなり大変きれいだと思います。
この日は人生で二度どない平成最後の日。
翌日には新元号が施行され『令和』の時代となります。
26年間平成の時代を生きてきて、最も仲の良かった友達たちと
平成最後を過ごす、これはなんか深いなぁー
みたいな話をしつつ我々が次に向かったのは『巣鴨駅』です。
10番『巣鴨駅』
観光名所・名物:とげぬき地蔵
https://matome.naver.jp/odai/2136656655677601001/2136656948777869903
巣鴨の地蔵通商店街の中ほど、「高岩寺」にいらっしゃるのが「とげぬき地蔵」。
とげを抜いてもらうということで我々もご挨拶に。
その帰りには、地蔵通商店街で甘い醤油だれの香ばしい匂いに負け、
うなぎ串をいただきました。これがめちゃめちゃ美味い!
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13008773/
さて、予想はしてましたがこの日の予報は雨。
六義園までは晴れていましたが、予報通り雨が降ってきてしまいました。
徒歩企画でこれはまさに過酷の始まりです。
明らかに前回よりきついとぶつぶつ文句を言いながら次に向かったのは『大塚駅』です。
11番『大塚駅』
観光名所・名物:特になし
ここも特に回るべき観光名所はありませんでしたが、
お昼の時間が近かったので回転寿司へ。
前回と違って少し気のゆるみがあった我々は
お決まりのビールを飲み、大量の炭水化物を摂取。
果たしてこれが午後にどう影響するのでしょうか…?
さて、どんどん行きます、次です。
12番『池袋駅』
観光名所・名物:サンシャイン水族館
https://www.asoview.com/base/152308/
『池袋駅』といえば色々とありますが、
我々が注目したのは『サンシャイン水族館』です。
しかしご存知の通りゴールデンウィークということもあり、
入場までは驚異の40分待ちという長蛇の列になっていました。
基本的にはこの旅では、どんなに遠くてもどんなに時間がかかっても
観光名所は省かずに紹介する、というのがコンセプトでしたが
雨×人混×酔い×睡魔に襲われた我々は入場を断念。
雨もかなり強くなってきたのでひとまずカフェに入ることになりました。
ところがどこも激混みでカフェを探すのも一苦労。
大雨で体力を奪われた我々は
「なんのために歩いているのか」
とつい究極的な疑問を抱くように…。
池袋駅で心が折れそうになった一同、
果たして旅はどうなるのでしょうか…???
続く